「神人」自称の宗教指導者、10代女性信者へのレイプで終身刑判決 印
このニュースをシェア
【4月25日 AFP】インド西部ラジャスタン(Rajasthan)州の裁判所は25日、数百万人の信者を抱える宗教指導者の被告に対し、10代の女性信者に性的暴行を加えた罪で終身刑を言い渡した。被告の弁護士が明らかにした。
インドで最もカリスマ的な宗教指導者の一人で、「神人」を自称し物議を醸しているアサラム・バプ被告(77)の判決公判は、信者たちの反発に備えて警察官数百人が厳戒態勢を敷く中、拘置所内で非公開のまま行われた。
被告の弁護士はジョードプル(Jodhpur)の裁判所外でAFPに対し、「アサラム(Asaram)は終身刑を言い渡された」と明かした。
信者たちに性的欲求から離れた信心深い生活を送るよう説いていたアサラム被告は、2013年にジョードプルの僧院で、当時16歳だった女性信者を瞑想(めいそう)中にレイプした罪に問われていた。だが被告は犯行を否定しており、弁護士によると上訴する意向だという。
現在は21歳の被害者である女性は、悪霊払いを口実にレイプされたと述べていた。(c)AFP