インドの毛沢東主義派ゲリラ、急襲作戦受け37人死亡 多くは女性
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【4月24日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州の奥地にある密林で、特殊部隊が毛沢東主義ゲリラと戦闘を繰り広げ、多数のゲリラ兵が死亡した。警察当局が24日、明らかにした。
当局によると、森林地帯の奥深くにあるゲリラのキャンプで2日間にわたり展開された戦闘により、少なくともゲリラ兵37人が死亡した。
同州で反毛沢東派作戦を率いるシャラド・シェラール(Sharad Shelar)氏はAFPに対し、今回の新たな急襲作戦に伴い、ガドチローリー(Gadchiroli)地区で23日夜に発生した銃撃戦によって女性4人を含めたゲリラ兵6人が死亡したと語った。
同氏によると、州都ムンバイから東へ約900キロ離れた場所にある野営地から、警察が武器や弾薬を押収したと述べた。
警察によると、22日に特殊部隊が森林地帯にあるゲリラのキャンプを包囲し、約100人のゲリラ兵と戦闘を繰り広げたという。
警察は現場から遺体16体を収容し、その後けがが原因で、もしくは溺れて死んだとみられるゲリラ兵15人の遺体を、付近を流れる川から引き揚げた。
死亡したゲリラ兵の多くは女性だったという。(c)AFP