【4月22日 AFP】ヘンリー英王子(Prince Harry)の婚約者で米女優のメーガン・マークル(Meghan Markle)さん(36)の兄が、メーガンさんが「自らの家系や親族」を忘れてセレブを「演じている」などと非難している。

 メーガンさんの異母兄で米オレゴン(Oregon)州に住むトーマス・マークル(Thomas Markle)さんは19日の英大衆紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)に掲載されたインタビューで、メーガンさんは女優として成功した数年前から親戚と疎遠になっていったと語った。そして現在のメーガンさんは「彼女の人生で最高の大役を演じている」といると述べた。「彼女は自分を演じている。ハリウッドに行ってからまったく違う人間になってしまった」「彼女は明らかに自分の家系や親族のことを忘れている」

 さらにトーマスさんは「メグ(メーガンさん)は自分のことを人道主義者で親しみやすく慈悲深い女性に見せようとしているが、家族から見た彼女はそのどれにも当たらない」と付け加えた。

 2009年から2011年の間、トーマスさんとメーガンさんはしばしば週末に認知症を患った祖母を共に介護していたという。だが、来月19日に行われるヘンリー英王子との結婚式の招待状は、トーマスさんの元には届いていない。トーマスさんは自分を含むメーガンさんの親族が結婚式に出席できるよう、英王室の年長者の誰かが取り計らってくれることを期待していると述べた。

 トーマスさんだけでなく、メーガンさんの異母姉、サマンサ・グラント(Samantha Grant)さんもインタビューやソーシャルメディアでメーガンさんとの不和を暴露している。

 トーマスさんとサマンサさん、メーガンさんの父親は現在、メキシコに住んでいるという。父親がヘンリー王子とメーガンさんの結婚式に出席するかどうかは不明だが、トーマスさんによれば2011年にメーガンさんと前夫の映画プロデューサー、トレバー・インゲルソン(Trevor Engelson)さんがジャマイカで挙式した際には出席したという。(c)AFP