豪老犬お手柄、不明の3歳女児を一晩中守る 警察が表彰
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【4月21日 AFP】オーストラリアで21日、行方が分からなくなっていた3歳の女児に一晩中寄り添い、少女を守った上でさらに救助に貢献した老犬が警察に表彰された。
3歳の女児はクイーンズランド(Queensland)州で森林地帯に迷い込み、行方が分からなくなっていた。救助隊は20日に徒歩と上空からの捜索活動を開始した。
女児の家族の飼い犬、ブルーヒーラーとも呼ばれるオーストラリアン・キャトル・ドッグの「マックス」は17歳で、家族によると、耳は聞こえず、視力も弱っている。そんな老犬のマックスだが、雨の中で15時間以上、女児に寄り添い、一夜明けた21日朝、家族や救助隊を女児の元に導いた。女児が見つかったのは、自宅から約2キロ離れた場所だった。
家族の一人は、「(女児の)声が聞こえて最初にマックスを見つけると、マックスが彼女の元に案内してくれた」と話した。
救助隊によれば、女児はわずかなかすり傷を負っているだけで健康状態は良好だという。(c)AFP