マントル氏の野球カード、史上最高額に迫る3億円で落札
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【4月20日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)の名選手として知られるミッキー・マントル(Mickey Mantle)氏のルーキーカードが19日夜、史上最高額に迫る288万ドル(約3億円)で落札されたことが、米テキサス州ダラス(Dallas)に本部を置く競売会社ヘリテージ・オークションズ(Heritage Auctions)の発表で明らかになった。
今回の落札価格はマントル氏の野球カードでは最も高額なものとなり、2016年に史上最高額の312万ドルで競り落とされた1909年のホーナス・ワグナー(Honus Wagner)氏のカードに次ぐ史上2位の金額を記録した。
トップス社(Topps)が1952年に製造し、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の元選手であるエバン・マティス(Evan Mathis)氏がほぼ新品の状態で出品したマントル氏のルーキーカードは、12年ぶりに公の場で売買されたものとなった。ここ数年にオークションで売られたカードの中で、これほど状態の良いものは他にないという。
1951年から1968年までヤンキース一筋でプレーしたマントル氏は、通算536本塁打をマークしているほか、合計10シーズンで打率3割以上の成績を残し、米国野球殿堂(Baseball Hall of Fame)入りを果たしている。(c)AFP