錦織が快勝で16強、後半は一方的展開に モンテカルロ・マスターズ
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【4月19日 AFP】男子テニス、モンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2018)は18日、シングルス2回戦が行われ、錦織圭(Kei Nishikori)は7-5、6-2でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に快勝し、3回戦進出を決めた。
ここ1年は右手首のけがに苦しめられている元世界ランキング4位の錦織だが、1回戦ではトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)を撃破。この日はセンターコートで安定したプレーを披露し、アンドレアス・セッピ(Andreas Seppi、イタリア)との3回戦へ駒を進めた。
モンテカルロ・マスターズの出場は6年ぶりとなっている28歳の錦織は試合後、「第1セットは接戦だった。序盤は彼の方が若干良いプレーをしていたと思う」とすると、「とにかく冷静を保って、あまりクレイジーなことはせず、ベースラインでは落ち着いて戦おうと試みた」と振り返った。
試合は幸先が良いスタートを切った世界ランク49位のメドベージェフが、先にブレークに成功して第1セット3-1とリードを奪ったが、それに応じて錦織もギアを上げ、直後のゲームでブレークを奪い返した。
第11ゲームで再びブレークして第1セットを先取した錦織は、終盤こそサーブが乱れる場面もあったが、第2セットは一方的な試合を展開し、自身3回目のマッチポイントで勝利をつかんだ。(c)AFP