【4月19日 CNS】123回目となる中国輸出入商品交易会(広交会、China Import and Export Fair)が15日、広東省(Guangdong)広州市(Guangzhou)で開催された。

 出展した中国企業はハイテク、高付加価値の製品を中心に展示。また、今回の交易会では知的財産保護の理念の強化も提唱している。

 中国の改革開放後に誕生した中国輸出入商品交易会では、これまでに213の国・地域との貿易関連分野に貢献してきた。この61年間の合計輸出成約額は1兆2000億ドル(約128兆3760億円)以上で、近年では毎回の交易会の輸出成約額は約300億ドル(約3兆2094億円)になっている。

 今回の交易会は3期に分かれて行われ、展覧総面積は118.5万平方メートル、展示ブースは6万475か所、国内外の出展企業は2万5171社となっている。第1期(4月15~19日)は電子関連、車、建材、第2期(同23~27日)は日用消耗品、ギフト、家具装飾品など、第3期(5月1~5日)は衣類、レジャー用品、医療・食品などの企業が出展する。(c)CNS/JCM/AFPBB News