バリチェロ氏が脳卒中発症を告白、首に腫瘍摘出手術も
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【4月18日 AFP】元フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)ドライバーのルーベンス・バリチェロ(Rubens Barrichello)氏が、今年1月に軽い脳卒中を発症したことに加え、首にあった腫瘍を取り除く手術を受けていたことを明かした。
16日に放送された母国ブラジルのグロボテレビ(Globo TV)でバリチェロ氏は「家でシャワーを浴びていたら、突然頭に痛みを感じた。10段階で言えば、8か9くらいの痛みだったと思う」「やばい、モーターが壊れちゃったと思ったよ」と語った。
現役時代はフェラーリ(Ferrari)に所属し、ミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏のチームメートだったバリチェロ氏は、その日のうちに病院へ直行。軽い脳卒中を起こしたという45歳は「自分のような形で回復できるケースは、たった14パーセントくらいだと退院する時に言われた」と話した。
その後、医師が首に良性の腫瘍を発見したというバリチェロ氏は、大きさは小さかったとしながらも「すぐに彼らが摘出してくれた。良性ではあったが大きくなりかけていたため、取らざるを得なかった」と付け加えた。F1で通算11勝を挙げ、2011年に現役を退いた同氏は、自身を「世界一ラッキーな男」と称している。(c)AFP