米、シリアでの任務「変更なし」 早期部隊撤収の意向強調
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【4月16日 AFP】(更新)サラ・ハッカビー・サンダース(Sarah Huckabee Sanders)米大統領報道官は15日の声明で、新たな空爆を行ったシリアに関して「米国の任務は変わっていない」と述べ、従来の目標に変更はないとの見解を明らかにした。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領がシリアに駐留している米軍部隊のできるだけ早い撤収を望んでいることも重ねて強調した。
この数時間前にフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は、トランプ氏に対して米軍を「長期にわたって」シリアに駐留させるよう説得したと明らかにしていた。
サンダース氏は声明で「われわれはISIS(イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の別称)を完全に打倒し、その復活を阻止する状況を整える決意だ。さらに、地域の同盟国やパートナーが地域の安定に軍事的にも財政的にもより大きな責任を果たすことを規定している」と述べた。(c)AFP