【4月13日 AFP】ウガンダのクイーン・エリザベス国立公園(Queen Elizabeth National Park)で、子ライオン8頭を含むライオン11頭が死んでいるのが見つかった。毒殺された可能性がある。保護当局者が12日、明らかにした。

 雌ライオン3頭と子ライオン8頭が死んでいるのが見つかったのは、人気の観光地である同公園内の漁村近く。

 ウガンダ野生生物局(UWA)の広報担当者、バシール・ハンギ(Bashir Hangi)氏はAFPの取材に対し、「捜査を始めたが、毒殺の疑いがある」と話した。

 ウガンダでは、ライオンが毒殺される事案が多発している。同公園では2010年5月にも、毒殺されたとみられるライオン5頭が見つかっている。

 同公園周辺では他にも、2006年5月~2007年7月の間に、家畜を守ろうとする遊牧民によるとみられる攻撃で、ライオン15頭が殺されている。(c)AFP