空の旅も寝台で、エアバスが専用客室を開発 貨物室に設置
このニュースをシェア
【4月11日 AFP】欧州航空機大手エアバス(Airbus)は10日、旅客機向けに寝台を設置した客室の開発・販売を行うと発表した。仏航空宇宙大手サフラン(Safran)の子会社の仏航空機器メーカー、ゾディアック・エアロスペース(Zodiac Aerospace)と共同で手掛ける。
寝台用客室は航空機のロアデッキ(下部貨物室)に組み込む仕様となっており、通常の貨物用コンテナと容易に取り換えが可能。2020年からワイドボディ(双通路)のA330型機での使用を見込んでいる。
エアバスは、この寝台用客室は乗客にとって快適さが改善するだけでなく、航空会社にとっても商業飛行の付加価値を高められると説明。第1弾の実物大模型について、すでに複数の航空会社から好意的な反応があったという。(c)AFP