ヘンリー王子結婚式、英米首脳は招待されず
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【4月11日 AFP】英国で来月行われるヘンリー王子(Prince Harry)と米女優メーガン・マークル(Meghan Markle)さんの結婚式に、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領やテリーザ・メイ(Theresa May)英首相が招待されていないことが分かった。英メディアが10日、報じた。
ヘンリー王子の公邸、ケンジントン宮殿(Kensington Palace)の広報官はAFPの取材に対し、「ヘンリー王子とマークルさんの結婚式に、国内外の政治指導者の公式リストは必要ないと判断された」と説明した。
ヘンリー王子の兄で、チャールズ皇太子(Prince Charles)に次いで王位継承権第2位のウィリアム王子(Prince William)が2011年に結婚した際には、当時の首相だったデービッド・キャメロン(David Cameron)氏が招待された。
ヘンリー王子の王位継承順位は第5位であることから、結婚式の政治的重要性は比較的低く、招待客には代わりに若者支援の活動家や退役軍人といった面々が含まれている。ウィリアム王子の妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)は今月に第3児を出産予定で、誕生と同時にヘンリー王子の王位継承権は後退して第6位となる。
結婚式は来月19日、首都ロンドン郊外のウィンザー城(Windsor Castle)にある聖ジョージチャペル(St George's Chapel)で執り行われる。ケンジントン宮殿によると、同城の敷地内に入る招待客は2640人になるという。(c)AFP