【4月13日 AFPBB News】けんらんな木造建築物として知られる「百段階段(Hyakudan Kaidan)」(東京都指定有形文化財)のあるホテル雅叙園東京(Hotel Gajoen Tokyo)で、猫をモチーフにした工芸品を集めた展覧会「猫都(ニャンと)の国宝展 at 百段階段」が開かれている。

 テーマは、「もしも猫たちが住む都で国宝展が開催されたら」。40人の作家が出展し、猫の姿をした大仏や観音像、フェルト製のかぶりものや多種多様な招き猫など、展示作品数も語呂合わせにこだわった222点。花鳥画などをあしらった百段階段の豪華な室内装飾に似合う猫を描いた屏風なども展示され、猫好きにはたまらない猫づくしの世界が広がっている。

 「薬師猫神様」は、アーティストのもりわじん(Wajin Mori)氏作。実際に長野県高森町の「瑠璃寺(Ruriji-Temple)」に奉納されている。ご利益がありそうな猫神様の姿に手を合わせる人もいた。5月13日まで。(c)AFPBB News