南北芸術団、平壌で合同公演 フィナーレでは手をつなぎ合唱
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【4月4日 AFP】韓国と北朝鮮の芸術団による合同公演が3日、平壌の柳京鄭周永体育館(Ryugyong Jong Ju Yong Gymnasium、1万2000席)で開催された。K-POPスターらで構成される韓国芸術団による北朝鮮での公演で南北首脳会談を前に融和ムードを演出する狙いがある。
ステージのフィナーレでは、南北の出演者らが手をつないで北朝鮮の歌「また会いましょう」などを合唱。会場を訪れていた北朝鮮の観客らもスタンディングオベーションでこれに応じていた。
1日に行われた1回目の公演を観覧した金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長と李雪主(リ・ソルジュ、Ri Sol-Ju)夫人だったが、同日の公演には姿を見せなかった。
北朝鮮の三池淵管弦楽団(Samjiyon Orchestra)の玄松月(Hyon Song Wol)団長は「公演は成功したと思う」と述べ、「半日しか練習する時間がなかったにも関わらず、韓国の出演者らはミスが一つもなかった」とコメントした。
韓国芸術団は4日に帰国する。(c)AFP