バイエルン指揮官、レワンドフスキのレアル移籍を完全否定
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【4月3日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は2日、ポーランド代表FWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が、今夏にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)へ移籍する可能性を否定した。
スペイン国内の報道によると、今季42試合で40ゴールを挙げているレワンドフスキは、レアルの獲得リストで上位に入っているとされているが、バイエルンを率いるハインケス監督は「先週に面談を行った(社長の)カール・ハインツ・ルンメニゲ氏が、レワンドフスキは来シーズンもバイエルンでプレーすると言っていた」と語った。
また、今季終了後の退任が決まっているハインケス監督は「レアル・マドリードにロベルト・レワンドフスキと契約するチャンスを与える気は全くない」とコメント。同日には、ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が来季も残留し、クラブはレアルからの完全移籍でコロンビア代表MFとの契約を目指すと口にしている。
バイエルンは3日、ここ7年で6度目の4強入りを目指す欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)でスペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)と準々決勝第1戦を戦う。
セビージャにとっては、これがクラブ史上初のチャンピオンズリーグ準々決勝となるが、決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を撃破しただけでなく、先月31日に行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)とのリーグ戦も2-2で引き分けるなど、危険な相手となる。
バルサが終了3分前から2ゴールを奪って引き分けに持ち込んだ試合について、バイエルンのMFハビ・マルティネス(Javi Martinez)は「バルサ戦が良い例だ。セビージャは非常に良いプレーをした。コンパクトだったし、個人的にはバルサを上回っていたと思う」とすると、「彼らはバルサ相手に戦い方を知っていたし、それが私たちが試合を通して100パーセントでいなければいけないことを物語っている」と気を引き締めた。(c)AFP/Tom ALLNUTT