中国の宇宙施設、太平洋上空で大気圏再突入 「大部分」燃え尽きる
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【4月2日 AFP】(更新)中国有人宇宙プログラム室(CMSEO)は2日、中国初の宇宙実験室「天宮1号(Tiangong-1)」が大気圏へ再突入し、破壊されたと発表した。破片は南太平洋に落下する見通しという。
重量8トンの天宮1号はグリニッジ標準時(GMT)2日0時15分(日本時間同9時15分)、太平洋上空で「大部分」が燃え尽きた。
CMSEOは再突入の直前に、その場所はブラジルのサンパウロ沖上空との見通しを示した。
CMSEOは先に、再突入によって何らかの被害が起きることはなく、燃え尽きる様子は流星群のように「壮麗な」ショーになると述べていた。
天宮1号は2011年に打ち上げられ、任務を終えた後、制御不能に陥っていた。(c)AFP