黒人男性射殺の白人警官、1人を懲戒免職 もう1人を停職処分
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【3月31日 AFP】2016年に米南部ルイジアナ州で黒人男性が警官に射殺された事件で、関与した白人警察官2人が懲戒免職および停職処分を受けた。同州バトンルージュ(Baton Rouge)の警察署長が30日、記者会見で明らかにした。
この懲戒処分の数日前、ルイジアナ州のジェフ・ランドリー(Jeff Landry)州司法長官は、黒人男性のアルトン・スターリング(Alton Sterling)さん(当時37)が射殺された事件で、白人警官のブレイン・サラモニ(Blane Salamoni)氏とハウイー・レイク(Howie Lake)氏を不起訴処分にすると発表した。
バトンルージュ警察のマーフィー・ポール(Murphy Paul)署長によると、スターリングさん射殺をめぐり、サラモニ氏は即時免職、レイク氏は3日間の停職処分となった。
2016年7月5日、コンビニエンスストアの前でCDを売っていたスターリングさんは、警官のサラモニ氏とレイク氏ともみ合いになり、射殺された。当時の様子は携帯電話で動画が撮影されていた。
ポール署長は、事件当時の新たな動画を公開する予定だと述べている。(c)AFP