【3月31日 AFP】俳優で米カリフォルニア州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)氏(70)の代理人は30日、同氏が緊急心臓切開手術を受けたことを明らかにした。術後の容体は安定しており、意識回復後の最初の言葉は「アイム・バック(戻ったよ)」だったという。

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 代理人によると、シュワルツェネッガー氏は29日、ロサンゼルスの病院で経カテーテル肺動脈弁置換術を受けた際、合併症を起こした。米芸能メディアは、同氏は直ちに手術室に移され、数時間に及ぶ緊急開心術を受けたと報じている。

 代理人は、置換手術は成功したと説明。シュワルツェネッガー氏は快方に向かっており、意識が戻った後の第一声は、出演した映画『ターミネーター(Terminator)』の名ぜりふ「アイル・ビー・バック(また戻ってくる)」にかけた「アイム・バック」だったことを明らかにした。

 シュワルツェネッガー氏は21年前に心臓弁の置換手術を受けていた。本人の説明によると、置換手術を受けた理由は先天的な疾病で、ステロイド(筋肉増強剤)投与とは関係がないとされる。(c)AFP/Frankie TAGGART