フラメンコと現代舞踊、異色の共演で観客魅了 東京
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【3月30日 AFPBB News】「現代フラメンコの女王」と称される舞踊家のマリア・パヘス(Maria Pages)とコンテンポラリーダンスの旗手シディ・ラルビ・シェルカウイ(Sidi Larbi Cherkaoui)が共演する舞台「ドゥナス(DUNAS)」が29日、が東京都渋谷区のBunkamuraオーチャードホール(Orchard Hall)で開幕した。
日本初上陸となる同公演は、2009年の初演以来、世界各地で上演され、2010年のフラメンコビエンナーレで最優秀賞を受賞している。伸縮性のある大きな布を、時に衣装のようにまとい、時に影を映すスクリーンとして多用。2人の鍛錬を重ねた肉体と動きを際立たせる演出で、絵画のような世界をつくり上げた。
スペイン語で「砂丘」を意味するタイトルには、「風によって姿を変える砂丘のように自由でありたい、お互い刺激を受けながら変わり続けたい」という出会いの大切さを思うメッセージが込められているという。31日まで。(c)AFPBB News