新種の小さなカエル、ベネズエラ・コロンビア国境の山脈で発見
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【3月30日 AFP】ベネズエラとコロンビアの国境を走るペリハ山脈(Perija mountain range)で、新種の小さなカエルが発見された。
10年におよぶ調査で、標高1000メートル以上の川や小さな滝に生息しているのを発見された。皮膚は多色で独特の鳴き声を持つ。体長は雄は2.8~3.2センチ、雌は3.5~3.9センチ。ベネズエラ北西部スリア(Zulia)州で存続の危機にある先住民族Japreriaに敬意を表して「Hyloscirtus japreria」と命名された。
新種の発見は2月、生物分類学の国際学術誌「Zootaxa」に発表された。今回の発見でHyloscirtus属のカエルは37種となった。
ペリハ山脈には今回発見されたカエルのような珍しい種が生息する。(c)AFP/Margioni BERMÚDEZ