オスタペンコ4強、今季絶好調のスビトリーナ破る マイアミOP
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【3月29日 AFP】テニス、マイアミ・オープン(Miami Open 2018)は28日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第6シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が7-6(7-3)、7-6(7-5)で第4シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)を下し、準決勝へ駒を進めた。
昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)4回戦に続きスビトリーナに連勝した全仏オープンテニス(French Open 2017)女王のオスタペンコは次戦、第8シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を6-2、6-3で破った予選勝者のダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦する。
昨年のマイアミ・オープンでは初戦敗退を喫した20歳のオスタペンコだが、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で自身初の四大大会(グランドスラム)優勝を果たすと、昨年の同時期は64位だった世界ランキングも今では5位につけるなど、躍進の時を過ごしている。
この日は42本のアンフォーストエラーを犯しながらも、それを上回る44本のウイナーをたたき込んでスビトリーナを撃破したオスタペンコは試合後、「チャンスがあれば攻撃的にいかないといけないのは分かっていたし、実際に攻めていくことができた」「何も期待せずに大会入りしたが、初戦であろうが決勝であろうが関係なく、とにかく自分のベストを尽くし、すべてを出し切るだけ」と語った。
一方、今季すでに3度の優勝を果たしているスビトリーナにとっては悔しい結果となったが、これまで残してきた成績に自身は値すると考えている。
「少し体に痛みもあったが、常に出たり消えたりしていた」というスビトリーナは「彼女(オスタペンコ)は素晴らしい試合をした。試合を見れば分かるが、彼女の方が私よりもはるかに良いプレーをしていた」と語った。
「悔しいが、ハードコートシーズンを通しての自分の出来には満足している。ドバイで連覇し、ブリスベンでも優勝するなど、大きなタイトルも獲得してきた。私が高いレベルで安定してプレーできることを示していると思う」 (c)AFP