S・キューブリック監督ゆかりの品々が競売に、『シャイニング』衣装など落札総額1200万円
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【3月28日 AFP】20世紀を代表する映画監督、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)氏ゆかりの品々がイタリアで27日、競売にかけられ、落札総額は9万ユーロ(約1200万円)に上った。
イタリアの競売会社ボラフィ(Bolaffi)が北部トリノ(Turin)で開催した競売は「スタンリー・キューブリックの人生と作品に関連した最も重要なコレクション」とうたわれた。『博士の異常な愛情(Dr. Strangelove)』や『2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)』などの革新的な作品で使用された小道具や衣装、宣材物の他、キューブリック監督の古い買い物リストも出品された。
『シャイニング(The Shining)』で狂気に陥る主人公ジャック・トランス(Jack Torrance)を演じたジャック・ニコルソン(Jack Nicholson)が着用したジャケットは、1万9000ユーロ(約250万円)で落札。最低落札価格の1万ユーロ(約130万円)の2倍近くの値を付けた。
さらにキューブリック監督の全米脚本家組合(WGA)の会員証は、提示価格1000ユーロ(約13万円)を大幅に上回る1万3000ユーロ(約170万円)で落札された。(c)AFP