仮想通貨の広告、ツイッターも禁止 発表受けビットコイン下落
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【3月27日 AFP】米ツイッター(Twitter)は26日、新規仮想通貨公開(ICO)や仮想通貨の広告を禁止すると発表した。これを受けてビットコイン(Bitcoin)の価格は8%下落し、8000ドルを割り込んだ。
米グーグル(Google)や米フェイスブック(Facebook)も今年に入り、利用者がだまされるのを防ぐため同様の措置を取っている。
ツイッターは声明で「ツイッターコミュニティーの安全を確保する」と強調。仮想通貨の広告については「自然検索でも広告表示でも、詐欺など不正行為と関連していることが多いと認識している。こうしたタイプのアカウントが不正に他のアカウントと関わるのを防ぐため、多くの警告を積極的に発している」と説明している。
一部の新興企業はICOによって多額の資金調達を行っているが、ICO市場は変動が激しく、規制もされていない。
ブルームバーグ(Bloomberg)のデータによると、ツイッターの発表後、ビットコインの価格は8%安の7929ドルに下がった。(c)AFP