泥酔の副操縦士、離陸直前に操縦室で拘束 ドイツ
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【3月25日 AFP】ドイツ南部シュツットガルト(Stuttgart)の空港で23日夜、ポルトガリア(Portugalia)航空の副操縦士(40)が、離陸直前の操縦室で酒に酔った状態で発見され、身柄を拘束された。ドイツ警察と検察当局が24日、明らかにした。
空港職員が「酒の臭いさせふらふら歩く」副操縦士を見掛け、警察に通報した。声明によると、警察が操縦室に入った際、副操縦士は「酩酊(めいてい)状態」だったという。
シュツットガルト検察当局はただちに、この副操縦士の航空機操縦免許を停止した。
ポルトガリア航空は23日夜、乗客106人を乗せシュツットガルトからポルトガルのリスボンに向かう予定だった便をキャンセルした。
ポルトガリア航空の親会社のポルトガル航空(TAP Portugal)は、「調査を始めるとともに必要な措置を取る」意向を示し、迷惑をかけた乗客らに謝罪した。(c)AFP