【3月21日 AFP】アフガニスタンの首都カブールで21日、自爆攻撃が発生し、少なくとも26人が死亡した。地元当局が明らかにした。現場はカブール大学(Kabul University)の目の前で、犠牲者の多くは十代の若者だった。同日はイラン暦の元旦「ノールーズ(Noruz)」を祝うため、多くの人が街頭に出ていた。

 カブールで発生した自爆事件はここ数週間で5件目。これまでのところ犯行声明は出ていないが、旧支配勢力タリバン(Taliban)はツイッター(Twitter)で犯行への関与を否定している。

 内務省のナスラト・ラヒミ(Nasrat Rahimi)報道官によると、爆発で他にも18人が負傷。負傷者は全員民間人だという。

 ラヒミ報道官はまた、実行犯はカブール大学の反対側にある病院の前で自爆したと明らかにした。(c)AFP/Usman SHARIFI