【3月21日 AFP】5月27日に開幕する全仏オープンテニス(French Open 2018)の男女シングルス優勝者に贈られる賞金が、前回大会から10万ユーロ(約1300万円)増額となる大会史上最高の220万ユーロ(約2億9000万円)に決まった。大会ディレクターのギー・フォルジェ(Guy Forget)氏が20日、発表した。

 また、賞金総額が昨年の3600万ユーロ(約47億円)から約10パーセント増の3920万ユーロ(約50億円)とされただけでなく、予選出場者や本戦1回戦負けの選手への賞金も増えることが決定した。

 それでも、全仏オープンの賞金は他の四大大会(グランドスラム)に比べると低く、同様に賞金総額が10パーセント増えた今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)では、優勝した選手に大会史上最高額の250万ユーロ(約3億2600万円)が与えられた。

 さらに、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)でも250万ユーロ、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)では300万ユーロ(約3億9000万円)が、それぞれチャンピオンに支払われている。(c)AFP