ホーキング博士、ニュートン・ダーウィンのそばに埋葬へ 英
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【3月21日 AFP】先週死去した英国の物理学者スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士の遺灰が、同じく英国出身の世界的科学者であるアイザック・ニュートン(Isaac Newton)やチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)が眠るロンドン・ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)の墓のそばに埋葬されることになった。同寺院が20日、発表した。
ウェストミンスター寺院によれば、ホーキング博士の功績をたたえる礼拝が年内に同寺院で行われる予定で、その際に博士の遺灰が埋葬される。遺族によれば、博士の葬儀はこの礼拝と別に、今月31日にケンブリッジ大学(Cambridge University)内の教会で行われる予定だ。
同寺院には1727年に埋葬されたニュートンや、1882年にその傍らに埋葬されたダーウィンら、著名な科学者が多く眠る。また、王や女王、8人の首相経験者も埋葬されている。
同寺院のジョン・ホール(John Hall)首席司祭は「スティーブン・ホーキング教授の遺灰を当寺院に、優れた同胞の科学者たちのそばに埋葬することは、完全にふさわしいことだ」と説明。「われわれは、生命と宇宙の謎という大いなる問いに答えるため、科学と宗教が手を携えることが極めて重要だと考える」と述べている。(c)AFP/Robin MILLARD