米高校で生徒が発砲 2人負傷、容疑者死亡
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【3月20日 AFP】(更新、写真追加)米東部メリーランド州の高校で20日、男子生徒が拳銃を発砲し、クラスメート2人が撃たれ負傷した。容疑者の生徒は警察官との銃撃戦の末、死亡した。地元当局が明らかにした。
警察によると、事件は首都ワシントンから南東へ車で約1時間半の場所に位置するグレートミルズ高校(Great Mills High School)で、授業開始直前の午前7時45分(日本時間同日午後8時45分)ごろに発生。
セントメアリーズ(St. Mary's)郡のティム・キャメロン(Tim Cameron)保安官が記者団に語ったところによると、男子生徒は廊下で女子生徒と男子生徒を撃ち負傷させた。銃声を聞いた同校駐在の警察官が現場に駆け付け、容疑者の生徒に向け発砲。生徒も発砲して応じたが、後に死亡が確認された。警察官の銃弾が生徒に当たったかどうかは今のところ不明とされ、容疑者が自殺した可能性もある。
負傷した女子生徒は重体、男子生徒の容体は安定しているという。キャメロン保安官によると、同校の生徒らは事件を受け近くの学校に避難し、保護者と再会した。
米国では1か月余り前にフロリダ州の高校で生徒14人と教職員3人が死亡する銃乱射事件が起きたばかり。今月24日にはワシントンを含む各地の都市で、銃規制強化を求める生徒主催のデモ行進が行われる予定だ。(c)AFP