サルコジ仏元大統領、リビア絡みの選挙資金援助疑惑で聴取へ
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【3月20日 AFP】(更新)フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)元大統領が20日、2007年の大統領選でリビア絡みの資金援助を受けた疑惑に関連し、事情聴取のため警察に留置された。関係筋がAFPに明らかにした。
疑惑をめぐっては2016年11月、ある実業家が、リビアのかつての最高指導者、故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐から、サルコジ氏が大統領選に初出馬した際の援助資金として現金の詰まったスーツケース3個を受け取り届けたと認めたことをきっかけに、捜査が強化された。ただサルコジ氏はこれまで聴取のための出頭要請に応じていなかった。(c)AFP