【3月20日 AFP】音楽オーディション番組で結成された米女性ポップグループ「フィフス・ハーモニー(Fifth Harmony)」が19日、無期限の活動休止を発表した。各メンバーがソロ活動に専念するためだという。

 マイアミを拠点とするフィフス・ハーモニーは2012年、米人気オーディション番組「Xファクター(X Factor)」に出場したメンバーで結成された。結成当時5人組だった同グループからは、カミラ・カベロ(Camila Cabello)が既に脱退し、シングル「ハバナ(Havana)」で大ヒットを収めている。

 現メンバー4人は、人気上昇の鍵でもあったソーシャルメディア上に声明を出し、これまでの活動で「クリエーティブに成長し、個人の基盤をはっきりと認識する」ことができたと感謝の意を表明。「一生懸命ノンストップでやってきた6年をへてさらに気付いたのは、私たち自身と皆さんに対して誠実であり続けるためには、ソロでのキャリアを追求するためにフィフス・ハーモニーの活動を休止する必要があるということ」とつづった。

 4人は、今年末までに開催が決まっているコンサートについては、予定通り行うとしている。(c)AFP