【3月18日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は17日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は5-7、6-4、6-4でボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を下して今季の連勝を17に伸ばし、決勝進出を決めた。

 世界49位のチョリッチの厳しい抵抗に遭った同1位のフェデラーだったが、今季の無敗をなんとか継続すると、2006年に自身が記録したシーズン初戦からの連勝記録を一つ更新した。

 フェデラーは「ボルナは信じられないくらい安定していた。1セットを取られて、さらに1ブレークダウンとされたあの10分間は受け入れがたいものだった。少し運があったと思う。良い試合だった」と振り返った。

 昨年大会に続く通算6度目の優勝を狙うフェデラーは、決勝で第6シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)と対戦する。デルポトロはもう1試合の準決勝で、第32シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)に6-2、6-3で勝利した。

 この試合を前に今大会では1セットも落としていなかったフェデラーは、第1セットを奪われて第2セットも2-4とされながらも、敗戦寸前から巻き返した。第3セットでも再び3-4とリードを許したが、最後は11ポイントを連取して勝利を手にした。(c)AFP