【3月15日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2018)は14日、女子シングルス準々決勝が行われ、大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-3で大会第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を撃破し、準決勝進出を決めた。

 ナイトセッションの一戦に臨んだ世界ランキング44位の大坂は、プリスコバのサービスゲームを6度にわたりブレークし、試合時間78分で番狂わせを演じた。準決勝では世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に挑戦する。

 大坂は試合後「よくボールをリターンできた」「彼女はツアー屈指のサーブを持っているが、きょうは何回もブレークすることができたので本当にうれしい」と語った。

 一方、1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)では準々決勝に進出したプリスコバだが、この日は5本のエースをたたき込みながらも、6本のダブルフォールトも犯し、BNPパリバ・オープンで3年連続の4強入りはならなかった。

「全体的に自分のペースではなかった」というプリスコバは「試合の最後まで、サーブでもリターンでも戦ったが、自分のベストではなかった」としながらも、「彼女は非常に良いプレーをしていた。フォアとバック両方を自分のポジションから打てていた」と大坂をたたえた。

 今大会で今季2勝目を目指す第1シードのハレプはこの日、クロアチアのペトラ・マルティッチ(Petra Martic)を6-4、6-7(5-7)、6-3で振り切り、大坂との一戦に駒を進めている。(c)AFP/Greg Heakes