「口止め料返すからしゃべらせて」トランプ氏と不倫疑惑のポルノ女優
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【3月13日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と不倫関係にあったと主張しているポルノ女優ストーミー・ダニエルズ(Stormy Daniels)さんが12日、口止め料として受け取った13万ドル(約1400万円)を返却すると申し出た。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が報じた。
同紙によると、ダニエルズさんの弁護士のマイケル・アベナッティ(Michael Avenatti)氏がトランプ氏の顧問弁護士のマイケル・コーエン(Michael Cohen)氏に宛てた書簡の中で返却を申し出た。
ダニエルズさん側は、2016年11月の大統領選の数日前に交わされた秘密保持契約は無効であるとして提訴しており、トランプ氏とは2006~07年まで「親密な関係」にあったと主張している。
アベナッティ氏は書簡の中で、返却により「口止め契約」は無効となり、ダニエルズさんはトランプ氏との関係や口止めを強要されたことについて自由に発言できるとしている。
さらにダニエルズさんが所持するトランプ氏関連の電子メールや画像、動画などを報復や損害に対する法的責任を恐れることなく公開できると主張。13日正午(日本時間14日午前1時)までに回答するようコーエン氏に求めている。
ダニエルズさんは16日までにトランプ氏側が指定する口座に13万ドルを送金するという。(c)AFP