「永遠の謎」人体に迫る、ダビンチの手稿も 東京
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【3月12日 AFPBB News】人体の構造を理解するために、人類はいかに努力を重ねてきたか──。東京都台東区の国立科学博物館(National Museum of Nature and Science)で13日から、特別展「人体ー神秘への挑戦ー」が始まる。開催に先駆け12日、レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の手描き解剖図、臓器や骨格の標本、最先端技術を駆使した体内映像など、有史以来の人体研究にまつわる歴史的な資料が報道関係者に公開された。
会場入り口付近には、オランダ語で「人造死体」を意味する人体模型「キンストレーキ(Kunst lijk)」の男女2体を展示。19世紀にのフランス人解剖学者が作成した紙粘土による張り子の解剖模型で、国内に4体しか残されていないという。他にも、ろうでできたワックスモデルなど、その高い再現力に見学者は圧倒されていた。6月17日まで。(c)AFPBB News