全裸で美術鑑賞、仏美術館がヌーディスト向けツアー実施へ
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【3月10日 AFP】仏パリの美術館「パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)」は、5月にヌーディストの来館者を受け入れると発表した。
パレ・ド・トーキョーは、ヌーディズムの促進を目指す「パリ・ナチュリスト協会(Paris Naturists Association)」と協力して、5月5日にヌーディストを対象とした無料ツアーを開催する。このツアーはガイド付きで、一般客への開館時間前の朝に実施される。
パレ・ド・トーキョーの広報担当者、ドロレス・ゴンザレス(Dolores Gonzales)氏はAFPに対し「開館後、パレ・ド・トーキョーは再び衣服を着ることになる」と語り、イベントの狙いは美術館の「寛容さ」を示すことだと付け足した。
パリでは昨年、東部に広がる森林公園「バンセンヌの森(Bois de Vincennes)」に期間限定で屋外ヌーディストエリアが設けられたほか、ヌーディスト向けレストラン「オー・ナチュレル(O'naturel)」もオープンしている。(c)AFP