急死の伊代表DFアストリ、死因は致死性不整脈 検視結果発表
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【3月7日 AFP】3日に急死したサッカーイタリア代表DFダビデ・アストリ(Davide Astori)について、地元メディアは6日、不整脈によって心停止の状態に陥り、死亡した可能性が高いとする検視結果を報じた。
同国セリエAのフィオレンティーナ(Fiorentina)で主将を務めたアストリは3日夜、滞在先のウディネ(Udine)のホテルで急逝。伊紙コリエレ・デロ・スポルト(Corriere dello Sport)などのメディアは、同選手の検視を担当した医師の言葉として「目に見える原因はないが心停止。徐脈性不整脈によるものと考えて、ほぼ間違いない」と伝えた。現地の治安判事によると、確定的な診断を下すにはあと2か月かかるという。
また、フィオレンティーナと元所属クラブのカリアリ(Cagliari Calcio)は同日、31歳の若さで亡くなったアストリに哀悼の意を表し、同選手がつけた背番号「13」を永久欠番にすると発表。葬儀はサンタ・クローチェ聖堂(Santa Croce Basilica)で8日に執り行われる予定だという。
妻と2歳の娘を残してこの世を去ったアストリは、ACミラン(AC Milan)でキャリアを開始したのち、カリアリやASローマ(AS Roma)などを渡り歩き、2015年にフィオレンティーナに入団。イタリア代表としては通算14試合に出場し、コンフェデレーションズカップ2013(Confederations Cup 2013)のウルグアイ戦では得点も決めた。(c)AFP