韓国検察、李元大統領に出頭要請
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【3月6日 AFP】(更新)韓国の検察当局は6日、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)元大統領(76)に出頭を要請した。汚職スキャンダルの容疑者として聴取するためという。聯合ニュース(Yonhap News)が報じた。
聯合ニュースによると、匿名を条件に取材に応じた検察官は「(スキャンダルをめぐる)真実を明らかにするため、透明性があり効果的な方法で、李元大統領を捜査する必要がある」と述べた。
問題となっているのは、李氏の大統領在任中(2008~13年)に同氏の親族や側近らがかかわったとされる汚職スキャンダルで、ここ数週間、疑惑が深まっていた。
韓国では朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)前大統領も昨年、大規模な汚職スキャンダルを受けて弾劾訴追され、失職した。先月の公判で検察側は懲役30年を求刑した。(c)AFP