【3月2日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2018)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第8シードの杉田祐一(Yuichi Sugita)は6-3、3-6、2-6で第2シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)に逆転負けを喫し、ベスト4進出はならなかった。

 世界ランキング42位の杉田に第1セットを先取されながらも、試合を通して14本のエースをたたきこみ、2年連続の準決勝進出を決めた同15位のプイユは試合後、「タフな試合になるのは分かっていた。彼はここ半年間で多くの試合に勝利してきた。とても良い選手だ」「勝つには良いテニスをする必要があると理解していた。第1セットを落としてからは、特にリターンでより攻撃的にいけた」と振り返った。

 前週のオープン13(Open 13 Provence 2018)では準優勝に終わるも、今大会では今季2勝目を狙っているプイユは次戦、エフゲニー・ドンスコイ(Evgeny Donskoy、ロシア)を6-1、6-2で退けた第7シードのフィリップ・クライノビッチ(Filip Krajinovic、セルビア)と顔を合わせる。

 一方、第3シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)は7-6(7-4)、6-4でボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)からストレート勝ちを収め、ワイルドカード(主催者推薦)のマレク・ジャジリ(Malek Jaziri、チュニジア)との準決勝へ駒を進めた。

 大会初戦で世界ランク4位のグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)から金星を奪った34歳のジャジリは同日、同じくワイルドカードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)を6-4、3-6、6-3で下し、自身3度目のツアー4強入りを決めている。(c)AFP/Scott WILLIAMS