ティエムがメキシコOP8強、新鋭シャポバロフを寄せ付けず
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【3月2日 AFP】テニス、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2018)は2月28日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)は6-2、6-3でデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)を退け、8強入りを決めた。
18歳の新鋭シャポバロフと対戦した2016年大会覇者のティエムは、75分の試合で相手に一度もブレークポイントを握らせず、第6シードのファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)との準々決勝へ駒を進めた。元全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)王者のデルポトロは同日、6-4、4-6、6-3でダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)を下している。
ティエムは試合後「彼(シャポバロフ)がどれだけ良いプレーをできるか、そしてどれほど危険な選手かということは誰もが知っていると思うし、とにかく勝ててうれしい」とすると、「最初のポイントから集中できていた。きょうはほぼ完璧だった」と振り返った。
一方、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)は7-6(8-6)、6-3でピーター・ゴヨブジク(Peter Gojowczyk)とのドイツ勢対決を制し、準決勝進出をかけて次戦はライアン・ハリソン(Ryan Harrison、米国)と顔を合わせる。
また、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)でベスト4に入ったチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)も6-3、6-1で予選勝者のアーネスト・エスコビド(Ernesto Escobedo、米国)に完勝。今季4度目の8強入りを果たした21歳は次戦、第5シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)と激突する。(c)AFP