トッテナム、6発大勝でFA杯準々決勝へ ジョレンテがハット
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【3月1日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2017-18)は28日、5回戦の再試合が行われ、フェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)がハットトリックを決めたトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が6-1でフットボールリーグ1(3部)のロッチデール(Rochdale AFC)に大勝し、準々決勝進出を決めた。
ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われた一戦は、前半にトッテナムの得点が2度取り消されるなど、物議を醸すビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定が影を落とすかに見えた。
しかし、前半を1-1で折り返して迎えた後半は、ジョレンテがハットトリックを達成してその不安を一蹴すると、同20分には先制点を挙げた孫興民(Heung Min Son、ソン・フンミン)がこの日2点目のゴールを入れ、ロスタイムにはカイル・ウォーカー(Kyle Walker)がダメ押しの6点目を決めた。
FAカップで8度の優勝経験を誇り、今大会では2008年のイングランド・フットボールリーグカップ(England Football League Cup)以来となるメジャータイトルを目指すスパーズ(Spurs、トッテナムの愛称)は、ジョレンテの古巣スウォンジー・シティ(Swansea City)と準々決勝で対戦する。
「チームが勝ててうれしい。準々決勝に残れるのは大きなことだ」とBTスポーツ(BT Sport)に話したジョレンテは、「スウォンジーのことは熟知している。彼らはかなり進化したし、難しい試合になるだろう」と気を引き締めた。
一方、大敗を喫したロッチデールのキース・ヒル(Keith Hill)監督は試合後、「スコアについては何とも思っていない」「選手たちには勇敢な姿を見せてほしかった」と話し、自身は選手のことを誇りに思うと口にした。(c)AFP