【2月27日 AFP】(写真追加)南太平洋のパプアニューギニアで26日に起きたマグニチュード(M)7.5の地震で、30人余りが死亡したとみられることが分かった。地元紙が伝えた。負傷者も300人に上っているという。救助隊が最も甚大な被害を受けた地域に入る準備を進めている。

 米地質調査所(USGS)によると、地震は26日未明に発生し、震源地はエンガ(Enga)州ポルゲラ(Porgera)の南約90キロの地点。さらに強い余震が2回起きた。

 地元紙ポスト・クーリエ(Post Courier)によると、ニューギニア島サザン・ハイランド(Southern Highlands)州の州都メンディ(Mendi)で少なくとも13人が死亡。その近くのクチュブ(Kutubu)とボサベ(Bosave)でも計18人が死亡したとみられるという。

 さらに約300人がけがをしたほか、建物も破壊された。土砂崩れや陥没も報告されているという。

 AFPは現時点で死者数を確認できていない。(c)AFP