【2月26日 東方新報】スマートフォンの普及に伴い、モバイル端末のゲームはさまざまなタイプが登場してゲームをする女性も増えた。

 女性に人気のあるゲームの特徴は、操作が簡単で、いろいろな遊び方があるもの。さらに作りが精巧で、ユーザー間で対話的な交流が楽しめるものが好まれている。男性が好む戦略ものやアクション、スポーツ系ゲームと違い、女性は何かを育てるものや、パズル、音楽など暇つぶしや頭を使うゲームを好む傾向があるようだ。

 中国のインターネットコンサルタント会社である極光(Jiguang)のビッグデータを利用した報告によると、人気ゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」と「陰陽師(Onmyoji)」の女性ユーザーは2017年半ばの段階で男性ユーザーを上回り、それぞれ54.1%と61.1%だった。

 日本のスマホゲーム「旅かえる」が中国でヒットし、中国のアップストア(App Store)で連日1位を記録し、中国のソーシャルメディア(SNS)「新浪微博(Sina Weibo)」の人気キーワードでも「旅かえる」が2位になった。この時1位だったのは、同じく女性向けに制作されたスマホゲーム「恋与制作人(訳:恋とプロデューサー)」。リリースから1か月足らずで710万ダウンロードを記録し、日次アクティブユーザー(DAU)は200万人以上だった。