英地雷撤去団体でも買春疑惑 故ダイアナ妃が支援
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【2月26日 AFP】英国に本部を置く地雷撤去団体MAGは25日、職員による買春疑惑に対して適切な調査を行っていなかったとして謝罪した。MAGは故ダイアナ元英皇太子妃(Princess Diana)の支援も受けていた。英国では援助団体をめぐる性的スキャンダルが相次いでいる。
MAGは、コンゴ民主共和国で活動する職員らが売春婦を「常習的に利用」していたとされる疑惑を無視していたと認めた。
同団体のある内部告発者は、職員らが売春婦と一緒にいるところをたびたび目撃し、首都キンシャサ駐在の幹部職員に2011~13年に3回報告したと話している。
ダイアナ元妃は地雷撤去活動を支援し、MAGには1997年にパリで自動車事故で死亡する直前の時期に関わっていた。
英国では、国際NGOのオックスファム(Oxfam)の職員らが2010年の大地震で被災したハイチで買春を行っていたとの疑惑をきっかけに、援助団体の職員らによる性的スキャンダルが広がっている。(c)AFP