インドネシアで土砂崩れ 5人死亡、15人行方不明
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【2月22日 AFP】(写真追加)インドネシアのジャワ(Java)島で22日、棚田をのみ込む土砂崩れが発生し、少なくとも5人が死亡、15人が行方不明になっている。当局が発表した。
土砂崩れが発生したのは中ジャワ(Central Java)州ブレブス(Brebes)県で、同日午前8時(日本時間同日午前10時)ごろ、作業をしていた農家の人々が押し寄せた泥と岩にのみ込まれた。
災害対策当局の報道官は声明で、「土砂崩れは稲田で作業していた農民らをのみ込んだ」と発表した。
他にも14人が軽傷を負い、近くの医療施設に搬送された。
災害対策当局によると、軍や警察、地元のボランティアが救助に出て、土砂をかき分けながら不明者の捜索に当たっているという。
現場の山間地帯はここ数日、豪雨に見舞われていた。さらなる土砂崩れの恐れがあることから、住民らに対しては現場付近への立ち入り禁止勧告が出されている。(c)AFP