「学校で乱射してやる」、脅迫した米高校生を逮捕 自宅に複数の銃
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【2月22日 AFP】米カリフォルニア州の警察当局は、通学する高校で銃乱射を予告し、脅迫を行った生徒(17)を22日までに逮捕した。生徒の自宅の家宅捜索では隠されていた複数の武器が発見された。
ロサンゼルス郡保安局のジム・マクドネル(Jim McDonnell)保安官によると警察は、16日に教師と口論した際、高校で乱射事件を起こすと脅迫した生徒を逮捕した。この生徒は「これから3週間以内に学校で銃を撃ちまくってやる」と脅迫したとされる。生徒が教師と口論した2日前には、フロリダ州の高校で10代の元生徒が銃乱射事件を起こし、17人が死亡していた。
警察はロサンゼルス郊外サウスウィッティア(South Whittier)にある生徒の自宅を家宅捜索し、フロリダの乱射事件で使われた銃と同型のAR15型アサルトライフル2丁と、さらに拳銃2丁、大容量弾倉90個を発見した。
また同保安官によると、米銃器メーカー大手スミス&ウェッソン(Smith and Wesson)の半自動の銃1丁も生徒の自宅住所で登録されていた。陸軍退役軍人の兄(28)によると、銃はすべてこの兄のものだが、登録済みの銃はAR15、1丁だけだったという。
生徒は犯罪を予告し脅迫を行った容疑で逮捕された。また兄も武器の不法所持容疑で拘束された。(c)AFP