銃乱射「もう二度と」 被害高校の生徒、規制強化求め集会
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【2月22日 AFP】米南部フロリダ州パークランド(Parkland)で17人が死亡した銃乱射事件で、現場となった高校に通う生徒たちが21日、同州の州都タラハシー(Tallahassee)で集会を開き、議員らに銃規制の強化を訴えた。
乱射事件の現場となったマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)の生徒らは、「Never Again(もう二度と)」や「Be The Adults, Do Something(大人らしく、行動を起こせ)」と書かれたプラカードを掲げ、数千人の支持者らとともに、タラハシーの州議会前に集まった。
同校生徒のロレンゾ・プラド(Lorenzo Prado)さんは群衆に対し「政府が変化を起こすよう要求するためここに来た」「引き換えとして何の変化もなしに犠牲者たちの命が奪われることを許せば、私たちの偉大な国に対する反逆行為になる」と述べた。
フロリダ州を含む全米各地の高校では、被害者らとの連帯を示すために生徒らが授業を放棄し集会を開き、この悲劇を転機に銃規制論議の行き詰まりを解消することを誓った。首都ワシントンでは、地元の高校生数百人がホワイトハウス(White House)前に集まり、銃ロビー団体「全米ライフル協会(NRA)」を批判する声を上げ、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に行動を起こすよう要求した。(c)AFP/Gilles CLARENNE