クラッシュ続出の男子スキークロス、リーマンが金 平昌五輪
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【2月21日 AFP】平昌冬季五輪は21日、フリースタイルスキー男子スキークロス決勝が行われ、カナダのブレイディー・リーマン(Brady Leman)が金メダルに輝いた。
決勝も含め続出したクラッシュを乗り越えたリーマンが金メダルを獲得し、スイスのマルク・ビショフベルガー(Marc Bischofberger)が銀メダルを手にした。OAR(ロシアからの五輪選手)のセルゲイ・リジク(Sergey Ridzik)は、序盤の転倒後も冷静さを失わず銅メダルを獲得した。カナダのケビン・ドゥルーリー(Kevin Drury)は途中棄権に終わった。
今大会のスキークロスは激しいクラッシュが相次いだ。その中の一人、フランスのテレンス・チクナヴォリアン(Terence Tchiknavorian)は脛骨(けいこつ)を折り、同日中に手術を受ける予定となっている。
2010年バンクーバー冬季五輪から採用されたスキークロスでは、4人の選手が同時にスタートし、コースには鋭いカーブや複数のジャンプ台が設置されている。(c)AFP