クルーニー夫妻、高校生の銃規制要求デモに5400万円寄付
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【2月21日 AFP】米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんとその妻で人権派弁護士のアマル・クルーニー(Amal Clooney)さんは19日、米フロリダ州での銃乱射事件を生き延びた高校生らが首都ワシントンで銃規制の強化を求めて実施するデモ行進を支援するため、50万ドル(約5400万円)を寄付すると表明した。
このデモ行進は銃による暴力に対する若者の抗議運動として前代未聞の動きとみられており、クルーニー夫妻の寄付表明によって大きな弾みがつく。
デモ行進は、米国にまん延する銃暴力に対して実効性のある法律を整備するよう議会に要求するもので、「私たちの命のための行進(March for Our Lives)」と銘打ち3月24日に行われる予定。ワシントンのほか、全米各地で同様のデモが行われる。
フロリダ州パークランド(Parkland)のマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High School)では14日、半自動ライフル銃「AR15」で武装した19歳の少年が17人を殺害する事件が発生。デモ行進はこの事件を生き延びた生徒らが計画している。
クルーニーさんは「アマルと私はストーンマン・ダグラス高校の若者たちの勇気と雄弁さに感銘を受けた」との声明を発表。「われわれ家族も、全国から集まる素晴らしい若者たちに寄り添うため、3月24日にその場に行く」と述べた。(c)AFP