買春問題に揺れるオックスファム、新たな性的不品行疑惑26件を調査
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【2月20日 AFP】2010年の大地震で被災したハイチに派遣された職員が買春をしていた問題が発覚していた英国の国際NGO「オックスファム(Oxfam)」は20日、新たに26件の性的不品行疑惑について調査を進めていると発表した。疑惑は買春およびその対応に関する問題が今月発覚して以降に報告されたものだという。
これはオックスファムの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ゴールドリング(Mark Goldring)氏が首都ロンドンで議会の委員会に対して明らかにしたもので、26件のうち16件が国際活動関係だったと述べた。
ゴールドリング氏は、「26件の報告が寄せられた…時期的に最近のものも、ずっと以前に発生しながら当時通報されなかったものもある」と明かし、「ぜひ声を上げてほしいと思っている」と述べた。
オックスファムは海外援助部門における虐待について、独自の調査を実施する方針を明らかにしている。ゴールドリング氏は組織を代表し、「誠心誠意」謝罪するとした。(c)AFP