女児レイプ殺人の容疑者ら、警察に殺到の群衆からリンチされ死亡 印
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【2月20日 AFP】インド北東部アルナチャルプラデシュ(Arunachal Pradesh)州の警察当局は20日、5歳の女児に対するレイプおよび殺人の疑いで取り調べを受けていた容疑者2人が、警察署に殺到した群衆によって引きずり出され、リンチを受け死亡したと明らかにした。
この女児は同州ロヒット(Lohit)県で行方不明となった後に惨殺された姿で発見され、大きな怒りを巻き起こしていた。
容疑者2人は近隣のアッサム(Assam)州出身の農園労働者で、19日に警察から取り調べを受けていたが、その際に武器を手にした数百人の群衆が警察施設を襲撃したという。
ロヒット県の警察署長はAFPの取材に対し、「群衆は署の建物を破壊し、2人を連れ去ってこん棒やハンマー、石で殴り殺した」と語った。警官数人を含む15人が負傷した一方、リンチに関連した逮捕者はまだ出ていないという。
女児の遺体は2人が住んでいた茶農園で発見されていた。(c)AFP